底辺五十代男のブログ

ワーキングプアの独身一人暮らし男性の日常

父親の死

俺が40歳の時、父が亡くなった


71だった


急に倒れて、その約2週間後に亡くなった


前頁で父方の親戚とは、ほぼ断絶状態と書いたが、父の葬儀の時


久方振りに会った(父の両親はすでに他界していたので、それ以外の人達)


それから今日まで10年以上たつが、葬儀の日以来会ったことは無い


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葬儀では全く涙が出なかった


喪主だったことや、家の書類などで忙しかったこともある


俺はすでに一人暮らしをしていて、実家には両親のみが住んでいた


父が亡くなっても、実家に戻ろうとは思わなかった


戻っても仕事が無い
(当時は、今より不況だったこともある)


仮に戻って仕事に就けたとしても、俺は何度か転職するだろう


そういう癖がついている。長期間、特定の人間とうまくやることが出来ない


母親は、俺が転職する度に少しヒステリックになるとも思った


ほんとは母親の為にも戻ってやりたいが、いろいろ考えると難しかった


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葬儀の日は泣かなかったが、父が倒れた時は大泣きした


集中治療室の中で、何人ものナースと医者が見ていた


泣き止もうとしても、無理だった


理由は、もう意識は戻らないだろうと聞かされたからだった


それでもこの時は、まだかすかに意識があったと思う


数日後に病院へ行くと、父にもう意識は無かった


植物人間の状態で延命治療は可能だったが、それをやったら母親が倒れると思った


律儀な人なので、毎日のように自転車とバスを使って病院へ行くだろう


俺は決断した


母も賛同してくれた















                          






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